【脱ミスマッチ】6つのテクニックで最高の面接を(前編)

こんにちは。Sun*の増田です。
前回に続き、今回も外国籍人材の採用に関するテクニックの共有です。
面接前の準備編をまだご覧になっていない方は下記のLinkからどうぞ。

【脱ミスマッチ】外国籍人材を面接する前の4つの準備

今回は面接テクニックについてフォーカスします。
インターネット上で調べればたくさんの情報が出てきますが、フィリピンとベトナムで内定承諾率90%超えだった私の実経験に基づく内容をお伝えします。

前提として、面接は採用企業が候補者の合否を判断する場ではなく、お互いが対等の立場として自社(自分)が相手とマッチしているか見極め合う場であり、
企業にとっては魅力的な人材を魅了する場でもあります。
そのため、候補者の経験・思考・スキルなどを確認するだけでなく、いかに自社がマッチしており、候補者の将来に貢献できるのかを限られた時間の中で伝えていかなければなりません。

魅力的な人材の割合は少ないですが、間違いなく魅力的な人材は他社にとっても魅力的です。
企業側と候補者側がWin-Winになれるいい面接をしたいと思わない人はいませんよね。
そんな魅力的な人材を逃さずいかに採用するか、今回の記事では6つのテクニックを共有します。

本音が引き出せる場作りの重要性

  • 大切な人へのプロポーズ
  • 大事な商談や社内会議
  • 採用面接

全てにおいて場作りは大切です。
面接での場作りでは本音を引き出すという目的があり、そのために相手の緊張を和らげ、相手の心を開く必要があります。
しかし面接では、面接が開始してから数分または十数分でその場を作らなければなりません。
いわゆるアイスブレイクも含めて、場作りをどのように実践したらいいか、6つのアクションプランを面接の進行にあわせてお伝えします。

アクションプラン① 現地の言葉であいさつ

まずは現地の言葉であいさつをしましょう。
わたしがベトナムとフィリピンで面接をしていたときは、現地語で次のように言っていました。
「こんにちは。私の名前は増田です。今日は来てくれてありがとう。」
これだけで十分です。
これで確実に愛想笑いを含め笑いが取れます。発音がおかしいほど笑いは大きく取れます。
恥ずかしがらず大胆にいきましょう。
また、笑いが取れるだけでなく、
「この人(面接官)は母国のことや人を尊重してくれて、理解しようとしてくれている」
「気さくな方だ」
という印象を与えることができます。

アクションプラン② 相手より先に自分の紹介をする

次にすることは、相手より先に自分の紹介をすることです。
まず自分が自己紹介を始めることにより、それを聞いた候補者も、どの程度まで自分も自己紹介をしたらいいのか判断することができます。
営業先でお客様に先に自己紹介させる営業がいないように、いきなり相手に自己紹介を求めるのは無礼です。
数ある会社の中からうちの面接を受けてくれてありがとう、という感謝の気持ちを込めて、まずは自分の自己紹介から面接を進めましょう。

また、自己紹介にもいくつかポイントがあります。
例えば、プライベートなことも話す、候補者の母国について話す、少し長めに話す、などです。
「どの程度までこちらが情報を開示したか」を元に、相手の自己紹介の情報量も変わります。
何より本音を聞くためには、「この人になら本音を話しても大丈夫そう」という心理的ハードルを下げなければいけません。
そのためには、プライベートな話をしたり、候補者の母国に関する思い出などを話すことでグッと親近感が湧きます。
そもそも必要最低限のことだけ話しても結局その候補者の人間性はわかりませんよね。
ぜひ3分くらいは自分のことを話しましょう。

アクションプラン③ 面接の目的を伝える

自分と相手の自己紹介が終わったら、次は面接の目的を伝えることです。
非常に重要なポイントですが、面接をしている読者のみなさまは実践できているでしょうか。
また、読者のみなさまが面接を受けたときは、目的についての言及がありましたか。

「この面接はうちが〇〇さんとマッチしているか一方的に判断する場ではなくて、お互いが対等の立場でマッチしているか判断する場です。
もし一緒に働くことになれば長く働いてほしいですし、マッチしていないのに一緒に働くことはお互いにとって不幸です。
なので聞きたいことがあれば遠慮なく全部聞いてください。
こちらは全て本音で回答いたします。〇〇さんも、本音で話してくれると嬉しいです。」

このような内容を必ず伝えるようにします。
大切なのは、対等な立場であることを伝え、マッチしているかお互いに判断するための味方同士であると伝えることです。
これを伝えることで「こんなことを言ったら落とされるんじゃないか?」という心理的ハードルを取っ払うことができます。
また、この時点で自己紹介のプライベートな話などで場が暖まっているはずなので、この会話から「これから面接に入る」という認識をさせ、お互いが適切な距離感で面接に入ることができます。

アクションプラン④ 質問は意図や目的を明らかに

実際に質問をしていくフェーズでは、質問だけするのではなく、その質問した背景も伝えると相手は答えやすくなります。
皆さんも面接を受けた経験があると思いますが、何が聞きたいのか意図がわからない質問に回答するのは難しかったのではないでしょうか。
ましてや外国籍人材は母国語ではない日本語で質問されるので、簡潔に質問しただけでは意図や目的を理解するのは大変です。
なので、こちらから質問の意図や目的を伝えることで、こちらが聞きたい内容を的確に聞くことができるだけではなく、丁寧な印象を与え、さらにミスコミュニケーションによる時間ロスも防げます。

また、聞きにくい質問こそ、意図や目的を伝えることで正直な回答が得られます。
例えば、「なぜ前職を退職したか?」という質問
これはほとんどの方にとって回答しにくい質問です。
理由はどこまで素直に話していいから分からず、マイナスなイメージが伝わってしまう可能性があるからです。
なので海外では、よく“Family Matter”という回答をされます。
日本でも面接で家族のことなどを聞くのはNGなことが多いですが、海外では特にプライベートなことを聞くのはご法度です。
Family Matterと言われた瞬間に、それ以上この質問は深掘りができなくなります

そこで使えるのがこの方法です。
「前職で辞めた理由がもしわたしたちにもあれば、もしかしたら〇〇さんはまた同じ理由で辞めるかもしれない。
その可能性があるか確認したいんですが、前職を辞めた理由を教えてもらえませんか?」
面接はお互いがマッチするか見極める場という共通認識を持っていれば、正直な理由を教えてくれるはずです。

アクションプラン⑤ 自己開示をする

質問でもう一つ大切なのは自己開示を行うことです。
一方的に質問をし続けていると、最初に作った雰囲気が崩れてしまい、本音を引き出しにくくなります。
なので質問する時には自己開示をしてから相手に質問を投げかけることが大切です。
例えば、志望動機について質問をする時も、以下のように聞いてみましょう。

「私はーーという理由でこの会社に入社しましたが、〇〇さんはどうしてうちに入社したいんですか。」

一方的な質問攻めにならずに会話しながら本音を引き出すことが可能ですので、ぜひお試しください。

アクションプラン⑥ 名前を連呼する

場づくり最後のポイントは、皆さんお気づき方と思いますが、相手の名前をすきあらば連呼することです。
心理学のお話をすると長くなるので説明は割愛しますが、人は名前を呼ばれると親近感が湧きます。
最初に作った場を最後まで保つために、ぜひ試してみてください。

終わりに

面接テクニック編(前編)はいかがでしたでしょうか?
今までとは違う面接の進行だと、企業側も最初は慣れず大変かもしれませんが、一度慣れれば準備するのは外国語くらいです。
使いこなせば確実に内定承諾率は上がり、企業側も候補者側もWin-Winになれるはずですので、ぜひ実践してみてください。
次回はコーチング面接法についてです。ぜひそちらも併せてご確認ください!
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ABOUT US

増田慎平
Sales
大学時代にフィリピンで半年間のインターンを経験し、2014年に新卒で東証一部上場の人材会社にて求人媒体の営業に2年ほど従事。 世界のどこでも生きていける人材になるという想いを元に、ベンチャー系の人材会社のフィリピン拠点へ転職。 1年のフィリピン勤務を経て、立ち上げフェーズのベトナムへ配属されキャリアコンサルタントやハノイ拠点長として約3年間従事。 2020年3月よりSun*の教育事業部に営業として参画。 現在はウェビナーの企画・運営などを担当している。