Sun* Jobfairについて【当日編 Part2 】

みなさま、ごぶさたしております。
記事の作成も回数を重ね、ちょっとずつ肩の力が抜けてきた越本ヒュー@ハノイです。
さぁ、過去2回にわたり、弊社の【Sun* Jobfair】(以下、ジョブフェア)について全体像が伝わればと思って記事を書かせていただきました。
過去の記事をご覧いただきたい方は下記のLinkからどうぞ。

本日は、最終面接から内定について書いていきたいと思います。
内定の瞬間は、まさに学生のターニングポイント

嬉しくて、スタッフに抱きつく人

友達に気を使って喜びを噛み殺す人

ガッカリして静かにその場を立ち去る人…。

結果が皆の前で公表される場となります。
面接の熱量が読者の皆様に届くように、力を込めて説明していきたいと思いますが、なにせ、写真が思ったより少なく、文字中心になってしまいそうです…。汗
2020年はコロナ禍の影響で、オンラインでのジョブフェア開催が中心となったので、きちんとした写真素材もなく…。
2021年は従来どおりの対面での選考会が開催できそうなので、その際に改めて写真は掲載するとして、本記事は全体の感じが伝わることを目的として書いてみました。
ご覧くださいませ!

*記事内の写真に写っている企業様のお顔には、個人情報の観点からモザイクをかけてあります。

【面接2日目(最終面接)】

★特徴★

  • 面接枠は最大で12枠
  • 1枠の制限時間は30分
  • 開催時間は午前9時から午後5時まで
  • 成果物を用いたプレゼンやプログラミングテスト、論理テストなども実施可能
面接前に待機スペースでプレゼンの最終チェックをする学生

最終面接は、日曜日に行われます。
この日に選考会に参加する学生は、前日の集団面接に通過した者のみとなるので、参加者は前日の半分以下になります。
学生の待機スペースも前日と違い少し静かになり、かつ緊張感が漂っています。

この日の面接は個別面接となるので、学生1名に対し、企業の複数の担当者様が行う面接となります。
横には慣れ親しんだ同級生はおらず、質疑応答では、他の人の回答を参考にするようなごまかしは効きません。
学生の緊張は高まります。
企業サポートとして参加している私は、企業様のサポートの他に、各面接のタイムキーパーと学生の面接室への引率を担当します。
終了5分前になると待機スペースで、次の学生を呼びます。

まずは、服装チェック。

みんな普段はあまり着ることのないフォーマルな服装です。深呼吸させて、少しの間談笑し、リラックスしてもらいます。
時間間近になると、面接室まで引率します。
面接室の前で少し待っていると終わったばかりの学生が。学生同士でどうだった?なんて話す子たちもいれば、
言葉をかわさずハイタッチだけする学生もいたりします。
(こういう部活のようなノリが結構好きだったりする。)

【面接Tips】

最終面接では、一般的な質疑応答だけでなく、

  • プログラミングテスト
  • ロジカルシンキングのテスト
  • 学生に成果物を用いたプレゼン

などを実施し、ITエンジニアとしての素養を確認するような選考をされる企業様が多いです。
また私も、このような選考を実施することを企業様におすすめしています。

実際の選考時のプレゼン模様

質疑応答のテンポや、回答内容を選考基準にされる企業様は多いことと思いますが、
「正しい・きれいな日本語が使える」というのはあくまでその時点での「日本語能力」にすぎず、学生の地頭や思考能力の全てを表しているわけではありません
(※もちろん相関はありますが)
このジョブフェアに参加している学生は在学中であり卒業し、日本にいくタイミングは、来年、もしくは再来年の10月となります。
つまり、リードタイムは1〜2年ほどあるのです。
*大学によって時期は異なりますので、詳しくはお問合せください。

日本語の授業は、4年生まで続きます。
また、内定者には通常授業に加えて、内定者研修も受講してもらいます。
ですから、学生の日本語学習は、内定取得後も続き、入社時点では面接時より更にレベルアップします。
会話能力に関して、飛躍的な向上がみられるのは、むしろ渡日後です。
これは日本語だけでなく全ての言語学習に見られる傾向ですが、使用する機会にあふれた環境が成長を促進する為です。

経験豊富な日本語通訳者でも、専門性の高いトピックの通訳は難しいのです。
しかし、弊社の選考には、現役BrSEが通訳者としてサポートします。
ぜひご活用いただき、学生の本質的なポテンシャルにふれる選考を実現してください。

【最終審査】

全ての面接が終わると、企業様には最終審査を行っていただきます。
全ての企業様が最後の候補者との面接を終えた時点から約1時間を最終審査タイムとして、この間にどの候補者に内定を出すか決定していただきます。
選考の最終結果は、お申込み後からご利用いただく弊社システム”SCP”にご入力していただきます。

★特徴★

  • 選考の判断材料の多様さ
  • 2次内定制度

選考の判断材料とは?

ご判断の際、ご活用いただけるのが、学生の志望度です。
実はこれ、選考時に学生も企業様の志望度を入力するようなルールにしているのですが、

「最も志望度が高い企業1社にのみ最高評価の4をつけることができる」

というルールにしており、

最高評価の4を自社に対してつけた学生のみ、企業様画面から確認ができる」

という仕様にしております。
また、迷っていらっしゃる学生の

  • 普段の生活態度
  • 交友関係
  • 他企業への志望度

など、面接や履歴書で表現できないウェットな部分についても、可能な限りお伝え致します。
企業サポート担当や、普段学生とやり取りをしている学生管理チームがご質問に回答させていただきますので、お気軽にお問合せください。
*学生管理チームについては、こちらの記事でご紹介しております。

2次内定とは?

弊社のジョブフェアでは、2次内定制度というものを設けております。
これは、1回目の内定告知の受諾状況状況を踏まえた上で、内定受諾していない学生を対象に2回目の内定が出せるといういわばドラフト2巡目のようなものです。
人気のある学生は、他社企業様と内定がかぶる場合もあり、採用希望の学生が内定受諾をせず、希望採用人数に満たない場合がございます。
そういった場合に、この制度を利用して追加内定を出していただくことで、追加の採用をすることが可能です。

【結果発表】 

1時間の審査タイムのあとは、いよいよ審査発表となります。
弊社のフリースペースで一人一人名前を呼んで、前に出てきてもらいます。
内定発表の後は、内定を受諾するかどうかの学生の審査時間が始まります。
募集要項、福利厚生などの諸条件をきちんと読み直し、確認し、納得したうえで入社するかどうかを判断します。

ご両親に対して結果報告をし、キャリアについて相談する学生

1人で数社の内定をもらう学生も珍しくありません。
学生の判断が終了した時点で、内定受諾の最終結果を企業様にお伝えします。
この時点で、先述した2次内定を実施するか決定していただきます。

【内定者懇親会】

最終日、最後のイベントは、企業様と内定受諾者(以下、内定者)のみで開催する懇親会です。
内定受諾が確認できた後、全員で会場に移動します。

最終日、最後のイベントは、企業様と内定受諾者(以下、内定者)のみで開催する懇親会です。
内定受諾が確認できた後、全員で会場に移動します。
この懇親会で、内定承諾書を一人ひとりにお渡しいただきます。

学生も企業の方たちも、やっと一息、みなさん安堵の顔ですね。
長時間、お疲れさまでした★

ジョブフェアは、学生にとっては今までの勉強の成果が実った瞬間となります。
我々も普段から学生と接しているので、当然喜びますが、同時にまた改めて、気を引き締める日となるのです。

あくまでも、内定はゴールではなく、スタートライン …でもないんです。

内定承諾は、スタートラインに立つ権利を得ただけに過ぎません。

先述したとおり、学生は入社までに1年以上の猶予があるため、残りの期間は内定者期間となります。
この期間、学生は通常の授業に内定者研修を受講しなければならず、毎月の行動をマンスリーレポートにして、SCP上から企業様に提出します。
内定後の動きについては、またどこかで記事にするとして…

この残りの期間をどう過ごすのかがとても重要です。

しかし中には、内定をとったからといってモチベーションを切らしてしまう学生がちらほらいるのも事実です。
学生も弊社もふんどしを締め直し、残りの期間を頑張りますが、、ご採用いただいた企業様にも、残りの期間の重要性をご理解いただくとともに、定期的な学生へのコミュニケーションをお願いしております。

いかがでしたか?
3回に分けてお送りしてきましたが、以上がジョブフェアの大まかな流れとなります。

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