一流ITエンジニアの宝庫!インドネシア人の特徴と採用手法を探ります

こんにちは!Sun*(サンアスタリスク)の池内です。
以前の投稿したインドネシアIT人材に関しての記事がありがたいことに予想以上の反響をいただきましたので、今回はその続編です。
ちなみに前回の記事をまだご覧になっていない方はぜひそちらもどうぞ!

今回の記事では以下の2点についてお伝えします。

  • インドネシア人の特徴
  • 優秀なインドネシア人の採用手法

特に、ITエンジニアの海外人材の採用を検討されている人事の方にとっては必見の内容です。
ぜひ最後までご覧ください。

インドネシア人の特徴とは

インドネシアは人口2億6千万人(世界第4位!)で日本の約5倍の広さがあります。
また非常にたくさんの言語があるということでも有名です。(少数民族の言語なども合わせると、なんと500以上の言語が話されています)
従いまして、「インドネシア人は〇〇です」ということはかなり難しいと思いますので、ここでは実際にコミュニケーションをとったことのある、日本語を勉強しているインドネシア人学生の印象を主に書かせていただきます。

コミュニケーションの柔軟さ

これは色々な宗教が混在している国の特徴かと思いますが、柔軟なコミュニケーション、多様な価値観を認め色々な考え方ができる学生が多いです。
特にイスラム教は食事やお祈りの習慣など、私たち日本人とは全く異なる文化を持っています。
そんな環境の中で、同じ大学、クラス内でもイスラム教やキリスト教、仏教徒がおり、それぞれお互いを尊重しながら日々の生活を行っています。
なので、異文化に溶け込むという点はインドネシアのみなさんの強みであると言えます。

親日

日本語を勉強している学生に対しての印象なので当たり前かと思われるかもしれませんが、国全体として日本に良い印象を持っている方が多く「世界最大の親日国家」と言われることもあります。
この理由は、歴史的な背景もありますが大きくは日本からの政府開発援助(ODA)と日本製品が挙げられます。
特に日本製品に関しては、インドネシア国内には多くの日本企業の車やバイク(国内シェアの98%以上は日本製だそうです)が流通しており、品質に対しての圧倒的な信頼もあります。また、もちろん漫画やゲームなどのいわゆるサブカルチャーもとても人気があります。

私も実際に現地大学に行った際、多くの学生から日本語で挨拶してもらったり、現地のレストランや移動に使用したタクシーで「日本人ですか?私は日本が好きです」と嬉しい言葉をいただきました。
ちなみに右の写真はANCジャパンさんとガジャマダ大学の調印式での一コマです。
終始笑顔で和やかな雰囲気のもと行われました。

時間にルーズ

いい意味で言えばマイペースですが、日本人的な感覚で考えるとやはり時間にルーズな方が多い印象です。
特に常夏の国にありがちなスローペースな性格の方が多く、5分ほどの遅れはそんなに大きな問題ではないと考えている学生が最初は多かったのが本音です。
ですが、日本就職を目指している学生です。そこは時間を守ることの大切さをしっかりと教えることによって、最終的にはルーズさはなくなりました。
このように日本人のマインドセットを受け入れ、自分を変えることができるのも、相手の価値観を尊重して合わせる、ということが文化的に求められる環境であるからだと感じました。

インドネシアの採用手法

ここからは採用に関して書かせていただきます。
インドネシア人に限らず、外国人を採用するためには3つの方法が考えられます。
(もちろん他にも方法はありますが、今回は代表的な3つのみ取り上げます。)

外国人が閲覧する求人媒体に求人情報を掲載する

1人でも多くのインドネシア人に出会いたいならこの方法でしょう。
人事担当者の方ならご存知かと思いますが、こちらは自社の情報を各媒体ごとに用意されたテンプレートに記載し、一定期間媒体にて情報が露出される、というものです。
しかしながら、実際にどんな候補者に出会えるかなど、予想ができないという側面もあります。
外国人、特にインドネシア人の採用に限って情報を探すと、なかなか特化した媒体がなくどこに掲載すべきか悩む方が多いでしょうが、ぜひ各媒体に問い合わせをし、インドネシア人のユーザー数やインドネシアからのサイト訪問者数などチェックしてみてください。

参考情報:外国人採用で有名な求人媒体

外国人が登録している人材紹介会社に相談をする

上で説明した求人媒体に掲載するよりは出会える人数が限られてしまいますが、より自社に合った候補者に出会える確率が高くなるという点においては有効な方法です。
こちらも求人媒体同様、インドネシア人の採用に限って情報を探すとなかなか特化した媒体がないのが現状ですが、採用をしたいインドネシア人の条件を細かく設定できます。
その条件に沿って人材紹介会社の担当者が候補者を探してくれるので、採用担当者の負担は軽くなるというメリットもあります。

参考情報:外国人採用で有名な人材紹介会社

現地大学と企業が共催しているジョブフェアに参加をする

こちらは主に新卒大学生の採用を目的とした方法です。
ジョブフェアに関しては弊社がベトナムで実施しているSun* Job Fairの紹介を記事内でさせていただきましたが、一般的にも3日間ほどで面接から採用まで至るケースが多いかと思います。

ジョブフェアのメリットは何と言っても候補者に関する情報を事細かく確認できる、ということです。
特に新卒者を対象としたジョブフェアでは、ジョブフェアを主催する企業は候補者となる学生に実際に教育を提供していることも多いです。
弊社Sun*もANCジャパンさんとパートナーとしてインドネシア人学生の採用ジョブフェアを開催しており、同時に学生に日本語教育も提供しております。
また、先述した候補者に関する情報量という点でいえば、弊社とANCジャパンさんのジョブフェアでは他のジョブフェアでは手に入らないような学生の情報も閲覧していただけます。
詳しくは上記の参考記事内で言及しておりますが、Sun*が自社開発したSCP(Sun Consulting Platform)というシステムを採用企業、候補者学生、弊社の3社が使用するところにあります。
候補者学生の履歴書の内容が確認できるのはもちろんのこと、以下のような内容もご確認いただけます。

  • Githubなどのポートフォリオ
  • 大学での成績
  • インターン経験
  • 自己PRビデオ(学生によっては利用していない学生もいます)
  • Facebookアカウント(公開に同意した学生のみ)

また、企業様も募集要項をのせたり、候補者学生のSCPでの情報をもとに書類選考を実施し、通過した学生をブックマーク機能を使って保存するということもできます。

SCPのサンプル画面


このように学生の様々な情報を見て選考ができるので、自社に合った候補者学生を採用できる可能性が一番高いです。
また優秀な学生に在学中にアプローチすることになるので、内定をだした後から入社するまでの期間も課題を出したり、レポートなどを活用したアプローチを企業様から学生にしていただくことができるので、実際に入社後に即戦力となるよう育成していくことができます。
ちなみに現在はオンラインでも開催されておりますので、コロナの影響もあり現地に行く余裕が・・・という担当者様でも以前より気軽に参加できるようになっております。

ジョブフェアに参加したガジャマダ大学の学生1
ジョブフェアに参加したガジャマダ大学の学生2

終わりに

今回はインドネシア人の特徴や採用方法に関して紹介させていただきました。
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それでは次回の更新をお楽しみに。